スターウォーズ/フォースの覚醒(ネタバレ・感想)

2015年12月18日、スターウォーズ/フォースの覚醒が全世界同時公開されました。今回の新三部作からDisnyによる配給ですね。アメリカのアナハイムとフロリダのディズニーランド・ディズニーワールドに、“Star Wars Land”の建設が決定し、2016年2月TDLのスターツアーズの内容が変わるとのことで楽しみが尽きません。しばらくSW狂想曲が続きそうな気配。そんなスターウォーズ/フォースの覚醒を一足速く観覧してきました。以下ネタバレありの感想&次回作の予想になります。

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まずタイトルについて。公開前から話題だったのがタイトル。「スターウォーズ/フォースの覚醒」が正式タイトルで「Ⅶ(7)」のナンバリングがなかった点。これについてはファンによる様々な憶測がなされましたが、音楽と共に宇宙を背景に文字が流れていくいつも通りのあのオープニングであっさり問題解決。「Ⅶ」のナンバリングがされていました。

「フォースの覚醒」とはジェダイの血を引くであろう主人公のレイ( デイジー・リドリー)が持って生まれた力を覚醒させることなんでしょう。おそらくレイはルークの子供。ルークが近寄るまでスリープモードに突入していたR2-D2が、レイが基地に戻るなり目覚めたこと。砂漠の町で廃品回収をして生計を立てていたシーンと食事のシーンはエピソードⅠのファントムメナスと酷似してたし、ミレニアム・ファルコン号をものの数秒で配線を変えて修理したり、アナキンを彷彿させる場面がいくつもありました。また、ルークのライトセーバーを初めて触れた場面や、そのライトセーバーをカイロ・レンと取り合った場面で、ライトセーバーはレイを選びましたしルークと近い関係であるのは間違いありません。ハン・ソロとレイア姫の子の可能性もなくはないですが、共に行動していてそれらしい言動が何もなかったし、二人の子供についての言及はカイロ・レンのみだったことから、ソロとレイアの血脈説は薄い気がします。

 

気になった点はいくつかあって、ラストに登場した3-CPOの左腕がギミックになっていた点。ルークも腕を切られたし、何かを意味しているんだと思いますが、次回以降で明らかになるんでしょうか。

 

今作の悪玉カイロ・レンは突っ込みどころ満載の興味深いキャラクターです。ハン・ソロとレイア姫の子供ですが、二人のあの性格からしつけがうまく出来ず仕方なく叔父にあたるルークに預けたもののぐれてしまった不良息子。本名はベンで、これはオビ・ワン・ケノービの異名ベン・ケノービからとったものでしょう。祖父であるダース・ベイダーに憧れを持ち、スノークにそそのかされダークサイド(暗黒面)に落ちたものの、完全にダークサイドに落ちきれず人として感じる恐怖や戸惑いや不安を持っているし、スノークは「最後の修行をつける」と言及していたことからも、圧倒的な強さを誇る悪玉キャラではなく発展途上。シリーズを通して力をつけつつ、さらにダークサイドに落ちて強くなっていくという主人公だけでなく敵も成長するパターンで新三部作は描かれるんでしょうね。父のハン・ソロをその手にかけたのもその一つ。アナキンを殺したのは息子のルーク、ハン・ソロを殺したのは息子のベンというから、この一族は何か呪われているとしか思えません。フォースを覚醒したレイにボコボコにやられていましたが、なんとか救出してもらって次作で生命維持装置を付けて復活・・・ってまんまアナキン=ダース・ベイダーと一緒のパターンやん。だから今作では中途半端な仮面だったのかな。次作ではダース・ベイダー復活あるんじゃないですか。

 

ダークサイド発展途上のカイロ・レンとフォースが覚醒したばかりのレイだから、ライトセーバーのチャンバラがいまいちだったんだと甘めに見ています(苦笑)。ジェダイ全盛期の1~3の殺陣は凄かったですもんね。あれと比べると抑え気味のアクションでした。

 

わからないのはもう一人の主人公フィンの立位置。黒人でライトセーバーを持っているというからてっきりメイス・ウィンドゥの血を引く者だと予想していたんですが、映画を見る感じではそうではなさそう。ライトセーバーを持って戦ったもののカイロ・レンに一蹴されていたので、素人がライトセーバーを使っても使いこなせない・・・というかませ犬的な描かれ方だったように思います。なんとか命は助かったみたいですけど、カイロ・レンにぼこぼこにやられていたので、次作ではフィンがダース・ベイダーのように生命維持装置をつけた半サイボーグで登場したりして。

 

続きは次のエントリーで。


かんたろう

一眼レフ歴2015/3~ EOS 5D Mark4、EOS 80D ・EF 16-35 F4L IS USM ・EF 24-70 F2.8L IS Ⅱ USM ・EF 70-200 F2.8L IS Ⅱ USM ・EF 100-400 F4.5-5.6L IS Ⅱ ・EF 35 F2 IS Twitter: @eos__fan info★eos-fan.com(★→@)

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